あたなに合う外壁塗装の塗料の選び方!種類・価格・機能を徹底解説

クレジットカードは必要ありません。

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気づいたら外壁に「汚れ」「ヒビ」「カビ」「変色」など劣化が目立つ。

そろそろ外壁塗装をしようと考えるものの

  • どの塗料を選べばいいの?
  • どの塗料が理想の外壁にしてくれるの?

と思う方もいるはず。

そんな疑問に「塗料の種類・特徴・価格」「あなたにおすすめの塗料」などご紹介します。

外壁塗装を検討する際は、参考にしてみてくださいね。

外壁塗装の塗料の種類

外壁塗装の塗料の種類

数多くある外壁塗装の塗料ですが、その違いは「耐久年数」「価格」「機能」など

特に人気な塗料と言えば「シリコン」と「ラジカル」。

それ以外の塗料もあるので、それぞれの特徴をご紹介していきますね。

耐久年数とは

問題なく使用できる年数のこと。

アクリル塗料

  • 耐久年数:4~6年
  • 平米単価相場:1,000円~1,500円
  • コスト面は割安ですが「紫外線に弱く耐用年数が短め」「汚れやすい」ことがデメリット
POINT

昔は主流の塗料でしたが、今はほとんど使用されていません。

ウレタン塗料

  • 耐久年数:7~10年
  • 平米単価相場:1,200円~1,800円
  • アクリル塗料と比較すると「防水性」「耐水性」も強い塗料で細部塗装としてピッタリ。
    ただ「汚れやすい」「耐久年数が低い」ことがデメリット
    他の塗料の価格が下がってきたので、ウレタンを選ぶメリットが減りつつあります。
POINT

老舗の業者は使用している可能性あり。

シリコン塗料

  • 耐久年数:10~15年
  • 平米単価相場:2,000円~2,500円
  • 「価格の安定」「耐久性」「防水性」で人気の塗料
    「汚れにくい」「防カビ機能」など仕上がりの良さが根強い高評価を得ているのが特徴。
POINT

「コスパの良さ」「上質な塗料」として主流です。

ラジカル塗料

  • 耐久年数:12~16年
  • 平米単価相場:3,500~4,000円
  • 2015年に発売された新しい素材で、シリコン塗料を抜く勢いの人気ぶり!
    シリコン塗料と比較しても「優れた耐久性」「長期的に劣化を防ぐ」など高い機能性が人気の特徴。
    優れた機能を持ち合わせているのに、高すぎない価格も魅力の一つ
POINT

今後、シリコン塗装からラジカル塗装の割合が増えそう。

フッ素塗料

  • 耐久年数:15~20年
  • 平米単価相場:3,500円~5,000円
  • 「高額」「高い耐用年数」「汚れにくい」など東京スカイツリーの塗装にも採用された高品質。
    商業施設に採用されることが多く、予算に余裕がある方におすすめ
POINT

外壁を美しく保つので、長い目で見るとコスパ良し。

断熱塗料

  • 耐久年数:10~13年
  • 平米単価相場:2,400円~3,800円
  • 「通年通して快適な暮らし」ができる塗料で「夏は涼しく」「冬は暖かく」過ごせるのが特徴。
    電気代が節約できる頼もしい存在です。
断熱とは

太陽光を伝わりにくくすることで、暑い日は室内の上昇を防ぎ、寒い日は冷気から室内を守ります。

遮熱塗料

  • 耐久年数:15年~20年
  • 平米単価相場:4,500円〜5,000円
  • 熱を反射する塗料で「蒸し暑い夏を涼しく暮らせる」のが特徴。
    ただ、冬は室温を暖かく保ちにくいのがデメリット
遮熱とは

太陽光を反射し夏場の強い日差しによる温度上昇を防ぎます。

光触媒塗料

  • 耐久年数:10年~15年
  • 平米単価相場:4,000円~5,500円
  • 生産・販売が減ってしまった触媒塗料。
    「太陽の光で汚れを分解し、雨水で汚れを洗う」ことができ、清潔だから「カビ」「藻」が発生しにくいのが特徴
    ただ、隣の家と近く光が当たらない外壁は、効果が発揮されにくいので要注意。

セラミック塗料

  • 耐久年数:10~15年
  • 平米単価相場:5,000~5,500円
  • 奥行きや立体感のある外壁に仕上げられるのが特徴。
    断熱効果があり、汚れにくい点がメリット。

アドグリーンコート

  • 耐久年数:8年〜12年
  • 平米単価相場:5,000~5,500円
  • 電気代を20%削減できると言われる遮熱効果が期待できる塗料
    滑らかな塗膜で汚れがつきにくく、濃い色で塗装するときに高評価

無機塗料

  • 耐久年数:15年前後
  • 平米単価相場:5,000~5,500円
  • とても耐久性に優れる無機塗料は、15年以上も維持できるほど。
    しかも「カビ」「苔」が発生しにくいのもうれしいところ。
    「ガラス」「レンガ」など配合されているので、火事の際に燃えづらい利点があります。
    ただ、他の塗料と比べると「高価」「ひび割れしやすい」ことがデメリット。

クリア塗装

  • 耐久年数:7年
  • 平米単価相場:5,000~5,500円
  • 外壁の色や柄を生かしたまま塗装ができる無色透明の塗料
    「ツヤあり」「ツヤなし」も選べるので、自分好みにできそう。
    注意としては、劣化のない外壁に向いているため、劣化が起きる前に塗り直すのがおすすめ

外壁塗装の塗料ランキング

外壁塗装の塗料ランキング

出典:外壁塗装110番

現在、外壁塗装の主流は70%を占めるシリコン!

2位は15%のラジカル塗装

まだまだ1位と2位では開きがあるものの、2015年に発売された塗料と考えると高く注目されているのが伺えます。

塗料選びに迷ったら、まずはシリコンとラジカルを検討するのもおすすめ。

外壁塗装の塗料タイプは2種

外壁の塗料には「水性塗料」「油性塗料」の2種類があります。

「価格」「耐久性」「匂いの強さ」など違いがあるので、それぞれ説明しますね。

水性塗料

水で溶かした塗料なので、刺激的な強い匂いがしないのが特徴。

匂いに敏感な人がいる場所での塗装は、油性塗料よりも水性塗料がおすすめ。

ただ、耐久性が劣るので、4年程で塗り替えが必要とも言われることも。

低コストですが、手間がかかるのがデメリット

油性塗料

油性塗料の大きなメリットは「耐久性が長い」「光沢感のあるキレイな仕上がり」です。

ただ、シンナーで溶かした塗料なので、水性塗料に比べて刺激的な匂いがするのがデメリット

最近は「水性」「油性」共に耐久年数が変わらないと言われますが、まだ油性の方が長いのが現状。

雪が多い地域では、油性塗料をおすすめします。

外壁塗装の工法(塗り方)

外壁塗装の工法(塗り方)

外壁の塗り方には「2つの工法」があります。

  • ローラー工法
  • 吹き付け工法

それぞれメリットとデメリットがあるので、ご紹介していきますね。

工法とは

塗る方法のこと。

ローラー工法

一つ目は、手塗りで仕上げる「ローラー工法」です。

時間と手間がかかりますが、塗料が周りに飛び散りにくく、分厚い模厚をつけることができるので「高い耐久性」が特徴。

手作業なので騒音問題も回避できるのもうれしいポイント。

ただ、バラエティー豊かな模様に仕上げられないので、オシャレな外壁にこだわりたいなら「吹き付け工法」がおすすめです。

吹き付け工法

手塗りではなく、スプレーガンやコンプレッサーといった機械を使って仕上げる「吹き付け工法」

吹き付け工法は、均一に塗装できるのでキレイな仕上がりが特徴。

ただ、ローラー工法に比べると塗布量が少なく「耐久性が落ちる」ので、塗料の機能性を高めるために丁寧に作業を行うことが大切。

また、吹き付ける際に塗料が飛び散りやすいので、車や洗濯物などに配慮が必要です。

外壁塗装の選び方のコツ

外壁塗装の塗料は、選べないほど様々な種類がありますが、選ぶ塗料によって効果が変わってくるのも事実。

あなたの「希望」「目的」にピッタリ合う塗料を選ぶのが大切です。

費用を抑えて耐久性を保ちたいならシリコン塗装

費用を抑えつつ、耐久性を求めるなら「シリコン塗料」がピッタリ!

「シリコン塗料」にも種類があるので、シリコンに絞るだけでどの塗料にするか選びやすくなりますよ。

アクリルやウレタン塗料は、低コストですが耐久性が悪く、現在ほぼ使われていないのでおすすめできないところ。

蒸し暑い夏と寒い冬を快適に過ごしたいなら断熱塗料

「年々蒸し暑くなる夏」「突然の豪雨や豪雪」など気候が変わってしまった日本で快適に過ごしたいと思うなら「断熱塗料」がおすすめ。

外気から室内を守ってくれるから、暑さにも寒さにも強いのが特徴。

さらに、熱変動が少なくエアコンの節電にも繋がるからお財布にも優しい。

臭いが不安なら水性塗料

きつい臭いが苦手…そんな方は油性塗料ではなく「水性塗料」を選ぶのがポイント。

塗料を水で液体化している水性塗料は、外壁塗料の香りが窓から室内に入り込んだとしても臭いが少ないのが特徴だから。

今のデザインを残したいならクリア塗装

「オシャレなレンガ」「こだわりの外壁」をずっと大切にしていきたいと思うなら「クリア塗装」がおすすめ

透明の塗料で外壁を塗装するから、現在の「デザイン」「模様」を残すことができるのです。

ただ、すでに外壁が劣化してしまっている場合は、クリア塗装だけでは間に合わなくなるので7年位を目処に塗り替えをおすすめします。

外壁塗装で費用を失敗しないコツ

外壁塗装は決して安い金額ではないので、少しでも費用を抑えてコスパ良く行いたいと思っている方も多いもの。

そこで検討して欲しいのが「外壁塗装」「屋根塗装」を同時に済ませてしまうこと

ムリに進めるわけではありませんが、足場の設置回数が一度で済むことで、別々に塗装するよりも結果的にコスパ良く済ませられるというわけ

せっかく外壁塗装を考えているなら、屋根塗装を含めた見積もりを出してもらって見比べてみるのもおすすめです。

外壁塗装まとめ

外壁塗装に使用する塗料は、種類によって「効果」「費用」がさまざま。

「費用を抑えたい」「耐久性を高めたい」「デザインにこだわりたい」「災害に強い外壁」など、あなたが求める理想の外壁を考えておくと選びやすくなります

また、塗装業者によっても取り扱っている塗料の種類は異なります。

外壁塗装を考えているなら、いくつかの業者に「概算見積もり」「提案」「スケジュール」など相談することをおすすめします。